雑記

今はまってるもののこととかつらつらと。

WD2019のイベストを見た恭二Pの話〜ありがとう九郎くん〜

今回のホワイドデーは「ホワイトデー"デート"」となっておりどんな甘い話になるんだ!?と思ったら九郎くんと恭二、それぞれ家族の間に問題を抱える二人のお互いの考えを認識し合う大事なイベントでした。

 

※以下個人の考察であり、一人の恭二Pとしての考えです。

 

彩とBeitは何度も共演し、恭二の初上位SRの時もガシャSRは九郎くんでした(太鼓)。なにかと縁深い二人ですがここでこういう風に絡むことになるとは思いませんでした。チャットで誤字送信していた九郎くんも苦手なことにも果敢に挑戦し続けブログまでも手がけるようになっている様子は担当ではない私でも九郎くん本当にすごいなと感銘を受けました。

 

今回のイベントで、恭二は九郎くんに「家族に許してもらう必要なんてあるのか?」「新しい流派を開くのはどうか?」と「鷹城の家を出て自分の力で実力を証明する」かつて自分が歩んだ道をもとに問いかけます。九郎くんはいつか分かり合えると信じ己の選んだ道を進むという自分の家族との向き合い方を伝えました。

同じ家庭不和が二人にはあって、単純に見ると家族と向き合う強さを持つ九郎くんと家族から目をそらした恭二という図が浮かぶかもしれませんが、全然違うものだなと思いました。これは双方の事情を知ってるPだからこそ、そういう風にも一見見えてしまうんだなと感じました。九郎くんも恭二も互いの過去、どういった人生を歩んで来たかは知らないからこそああいった会話が生まれたんだと。(この辺はライターさんすごいな…って思いました。最初は履歴書しか知る手段がないのと同じような感覚。共演はあっても互いに深いところはしならないという所にsideMの中で彼らは生きてるって思いました。)

 

恭二は恭二の歩んで来た人生があり、九郎くんは九郎くんで歩んだ人生がある。だから恭二は「俺は…」と自分の思いがありつつも九郎くんのことを強いと言いました。

ここで自分は自分の思いがありつつも相手を否定しなかったのが本当に良かったです。九郎くんの眩しさは誰もが美しく気高いものと感じると思います。でも恭二の生きた方もまたひとつの道であり、それを肯定し支え合っていけるのがsideMの良いところだと思ってます。その一つが2ndアニバでの硲さんの、実の兄に憤怒していた恭二に対してその感情を忘れないで、その感情こそが真剣に突き進んでいる証拠だという言葉にあるのかなと思います。この間さん硲さんの言葉に当時恭二を肯定してくれる人がユニット外にもいたこと、恭二の歩んでいた道のりは間違っていないということを肯定してもらったような気がして泣いた覚えがあります。(そしてその日から硲さんに足向けて寝れなくなった)(これを見てから2ndのエウレカダイアリーラスサビ前恭二と硲さんが手を組んでるの見てガチ号泣した)

 

影響しあった2人は今回のSRのカードの表情によく出ているなと感じました。今回恭二の柔らかな表情にこんな風にできるようになったんだねと感涙しましたが、ピエールとみのりが与えてくれたアイドルとしての知識や自信が出せたのもありますが普段なら九郎くんが見せるような笑みをしてました。九郎くんは恭二の撮影に感銘を受けて望んだところ王子様のようだと褒められていました。過去にメロンフェスの経験も加え、無意識に恭二の影響設けたのかなと思いました。そういうのがカードにでてくるのってほんといいですね…!

恭二P目線からになりますが、なにかしら家族とことを抱えているBeitだけでは出会えなかった「家族との関係を内側から変えようとする」九郎くんの強さにふれて恭二の世界がさらに広がったことは、これから恭二にとってターニングポイントになるのかなと感じました。

 

またこの話に九十九先生、アスランがいて「だからこのメンバーなのか」とすごく腑に落ちて震えました。「壊れた関係を修復するか…」と反応した九十九先生にもわず「ぼ、傍白ーーーーーー!!!!(吐血)」ってなりました。ここで怖いのは道流ですね…突然えっあのときそんなこと思ってたの!?ってぶっこんでくる人だからちょっと身構えますね…去年のアニバからユニットのお仕事来てないのでなおさら…

 

恭二は褒められることもなければ怒られることもなかった、ただただ認められなかった。だからこそ自分で家を出て自分の実力で未来を手に入れると誓った子です。

彼が家を出たことは、ひとつの勇気の在処だと思ってます。鷹城しか知らなかった彼は自分の決意で出てきました。彼が家を出なければ、コンビニの店長とも商店街の人ともピエールともみのりとも、そしてPとも出会わなかった。

そして彼が家を出た先は実家があるところと同じ東京でした。でもそれは恭二からしたら東京以外の場所を知らなかったから、恭二の世界が鷹城で終わってたんじゃないかなと思いました。それを今は仲間と一緒に仙台、石川、大阪、ハワイなどたくさんの場所に行くことが出来てることがとても嬉しく思います。

 

自分の担当の冬馬とタケルも決めた道を進む強い力のある子達です。冬馬の情熱は周りをも惹きつけ巻き込む力があり、タケルは自分の弱さを受け入れ強くなるために努力ができる力がある。恭二はすごい人間臭くて、もがきながら肯定して肯定されて一歩一歩進んでいく子で、そういうところが私が恭二のプロデューサーになったきっかけでもあります。

恭二の進む道は恭二が決めることなので、こちら側から恭二のとった行動を否定的に決めつけず、直接伝えてくれたことに対して受け止め背中を押してあげられるPでありたいなと思いました。

 

九郎くん、本当にありがとうございました。また足向けて寝れないアイドルが増えた。